東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

経済政策学(テキスト2019)

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経済政策学は、経済学部生の必修専門科目のうち最難関といわれる科目です。確かにテキストも分厚いし、経済原論でインプットした内容をより専門的にした感じです。僕自身はそこまで最難関とは思いませんが(それに比べれば経済史のような歴史科目や社会と名のつく科目、英語とかのほうがよっぽど難関)、経済学にある数式やグラグに苦手意識のある方にとっては、その名の通り最難関になると思います。

 

テキスト

慶應通信の専用テキストが配本されます。テキストは経済原論なみに分厚いです。僕は経済原論と同様にテキスト自体にあまり目を通していないので、テキストの内容についてはあまり書けません(汗)。レポート作成時にその対象となる項目についてはしっかり読み込んでいますが…。
経済「政策学」ということで、まず経済原論にて経済の理論を学んだ後、それを現実の経済にどのように展開していくのか、 これが経済政策学の論点です。そして、理論を学ぶ際は、いくつもの仮定を適用して、結果その効果がどんなものかをインプットしたと思います。しかし現実の経済ではさまざまなケースが考えられるため、それぞれのケースについてその効果が本当に得られるのか、得られない場合は何が原因か、得られるようにするにはどのように政策を打つべきなのか、を学びます。すごーくザックリですが、こんな感じです。

 

レポート

レポートの課題は、シンプルに本質的な理解を問うてくる良問です。課題はパッと見「え、簡単じゃね?」と思わせるんですが、実際にレポートの作成に取り掛かると奥が深いことが見えてきます。いや、最初のレポート提出では見えてませんでした(笑)。実は一度不合格になり、現在2回目のレポート提出に向けて再レポ作成対応をはじめようかというところです(ということでまだ執筆時点でレポート合格してません)。「理論から発生するであろう事象を想定する」から、「発生した事象からその理論を捉まえる」、この逆の流れって本質を理解してないとできないですよね。

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科目試験

地理学Ⅰと同様に、コロナの影響で科目試験が中止、代替レポート対応でした。基本的には、通常のレポートと同程度の内容、ボリューム感で課題を問われました。また、課題内容も通常のレポートと同様、シンプルで基礎的なことを問うていると思いきや、作成しているうちに「あれ、意外と理解の深いところを問うている?」と思わせる良問。おかげさまで想像以上に時間がかかりました(笑)。通常のレポートも含め、課題設定が秀逸だなあと思うのが経済政策学。レポートを作成している教授が優秀な方なんだろうと感じます。さすが慶應

 

成績

公表後に更新します(感覚的にはS or A)

そもそも代替レポートだったので評価の塩梅がわかりませんが、問われた課題に対してその題意を正しく捉え、解答したつもりです。これ以上を求められるとなると…僕の実力ではキビシイ!!

A(2020/05/22発表)

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Twitterのタイムラインを見るに、一部の科目を除いて代替レポは当たり、とりわけ英語は大当たりな印象でした。まあ…科目試験と比べれば、時間も十分、参考資料も十分ですからね^^; てっきりSだとも思っていましたが、Aなら全然満足です。