東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

人文地理学(テキスト2020)

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振り返ってみると、結局9月はまったく勉強できず(汗)、10月になって代替レポートが始まりやっとエンジンがかかりだした感じです。人間忙しいときほど勉強するような気がします。というより、ただただ自分が自分に甘く、ギリギリにならないとやらないだけとも言えますが^^; 10月は科目試験の代替レポートから始まり、秋の週末スクーリング、卒論指導と慶應通信の予定がギッシリです。また仕事も繁忙期なので、体調に気を付けつつ効率よくすませていきたいと思います。ちなみに卒論指導を来週に控え、まだ卒論について全然何もできてません(笑)。

 

テキスト

人文地理学は通称「地理学3兄弟(地理学Ⅰ・地理学Ⅱ・人文地理学)」の1つで、コスパがいいことで知られています(というかそういう情報をネットかSNSで拾った)。かくいう自分もコスパがいいという観点から履修を決めました。もちろん学問的にもまったく興味がないわけではないです。むしろ好きなくらい。
テキストは慶應通信のものが配本されます。テキスト自体薄いのでさくっと通読できてしまうし内容もそこまで深くはありません。これはあくまで慶應通信のテキストの内容的に、ということで学問的にということではありません。とりわけ地理学3兄弟には同じ傾向がある印象です。
個人的には「人文」と聞くと苦手意識があるのですが、身近な内容が多く、実感しやすい話題が例示されていることもあって非常に理解しやすかったです。たとえば、GPSを使った消費者向けサービスや官公庁のサービスの具体的な紹介があったり、今後の生活にどう地理情報が活用されていくべきかなど、普段リアルに使っているサービスなどが題材に取り上げられているので、学問というよりは使える知識が充実する感じで楽しく勉強することができました。
経済学部からの視点だと、産業のグローバル化を取り上げる地理学Ⅰが学問領域的には一番近接していてとっつきやすく、地誌学を対象とした地理学Ⅱが一番とっつきにくいかな。地理学Ⅰ>>>人文地理学>地理学Ⅱってイメージですかね。感覚としては、人文地理学は地理学Ⅰより地理学Ⅱに近い印象です。

学問領域が広く、隣接する学問も多いことから、テキストにはたくさんの参考文献が載っています。その中で自分が目を通したのは下記です。日本の安全保障を題材にした書籍ですが、テキストの内容に通ずるところがありおもしろかったです。

 

レポート

レポート課題は、大問1問に解答するシンプルなもの。他の地理学科目と同様、課題の内容によってはテキストの内容をまとめるといったものもあり。そのため、特に参考文献がなくてもインターネットで適切な情報収集ができれば、参考記事等を抜粋して内容を肉付けすることで、しっかりとした内容のレポートが書けてしまうかと思います。コロナ禍でも取り組みやすいレポートですね。

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科目試験

コロナの影響で科目試験は中止、代替レポート対応となりました。課題はテキストで触れた内容に対して、具体に落とし込んで理解を問うようなものでした。
 

成績

公表後に更新します(感覚的にはA or B)

内容が近しく同じく代替レポート対応だった地理学Ⅱの評価がBだったので、こちらも正直自信はないです。個人的には地理学っておもしろいし好きな領域なのですが、得意ではないんだろうなと思ってます…(笑)。

A(2020/11/19発表)

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予想どおりな感じでした。