東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

卒論指導スタイル(形式)のメリデメ

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ご無沙汰です。最近いろいろドタバタしてなかなか慶應通信にパワーをかけられず。でもマストでやらなければならないことはギリやってる感じです。前回の指導で予定申告をいただき、今回の必達事項は残課題を解消し全文を書ききった状態の卒論+要約を指導2週間前までに送ることでした。最低限ですが対応できたので、内容問題なければ提出許可をいただけるかなと思っています。来週の指導がドキドキです。

 

閑話休題、今回は卒論指導のスタイルについて。卒論指導は教授によって「個別形式」か「ゼミ形式」に分かれます。個別形式は教授から一対一で指導を受けるスタイル、ゼミ形式は複数名の学生と一緒に指導を受ける一対多のスタイルです。それぞれ一長一短ありますが、自分はどちらも受けたことがあるのでそのメリデメをまとめたいと思います。あくまで個人的な所感です。

 

個別形式

メリット

  • 自分の疑問や確認点を深堀りして確認できる。時間的にも余裕があるので、漏れなく課題を洗い出せる。また、複数人いるよりも個別のほうが気軽なので、細かい論点なども潰しやすい。
  • 1時間ほど時間を確保すればOKなので、仕事との調整がしやすい。
  • 教授との雑談がタメになるし、おもしろい。

デメリット

  • 知り合いがいれば別だが、他の人の卒論に触れられないのでどの程度やればいいのか品質基準が分からない。優秀論文は閲覧できるかもだけど最低ラインは分からない。
  • しっかり話せるゆえに深堀りしがち。深堀りをしたらその回答に対応しないとなのでそこはいい塩梅で。
  • 他の学生と接点がないので、ボッチでひたすら取り組む(自分です(笑))

ゼミ形式

メリット

  • 他の学生の卒論内容を知ることができる。同じく指導回数の学生がいれば、どんな論点を卒論に取り上げているか、どの程度の進捗か、自分と照らし合わせて内容や進度をアップデートできる。モチベーションにも繋がる。先に進んでいる学生がいれば、卒論にどの程度の品質が求められるか、どのような指導を受けているかが見え、自分の先の動きの参考になる。
  • 他の学生と知り合える。コロナ禍でのオンライン指導だと難しかったりするが、接点にはなりえる。
  • 他の学生の卒論についても一言を求められたりするので良いブレストになる。また、自分の卒論についても複数人から多面的に意見をもらえて参考になる。

デメリット

  • 卒論指導のために押さえる時間が長くなる。複数人の指導が順番におこなわれるので2~3時間ほどは見ておかないといけない。仕事をしていて平日指導だと時間の確保が大変。
  • 時間を取られる割に自分が指導を受ける時間は個別形式よりも短い。結局卒論に活かすのは学生の意見ではなく教授の指導内容なので、短い時間の中で要領よく質問し回答を得なければ網羅的に疑問、確認点を潰せないかも。
  • 複数人いる中で発表するので、苦手な人がいるかも。
  • 教授の各学生の卒業論文の読み込みが個別形式より浅い気がする。。(超個人的な所感です)

 

しっかり時間をかけて卒論を作成するならいろんな意見を取り入れられるゼミ形式、短期集中で卒論を作成するならみっちりマンツーで指導を受けられる個別形式かな。個人的には、ゼミ形式⇒個別形式⇒個別形式の流れがオススメ。まあ自分のケースなんですけど(笑)。てかオススメすると言っても、スタイルは自分で決めれなかったりするので教授選びの一参考程度にでも。では。