東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

履修計画のすゝめ

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1月の試験結果が出たので履修計画を更新しました。慶應通信では年4回の科目試験がありますが、そのたびに計画を見直し次に受ける試験を再考しています。とりあえずいまいまの履修計画はこんな感じです。

 

履修計画の重要性

何においても計画をたて実行し着地整合を合わせることは重要ですが、こと慶應通信で卒業を目指すにおいては特に重要だと感じています。その理由は以下のとおり。

  1. 中長期のスケジュール管理
    慶應通信は卒業するまでに何年もかかります。卒業までの目標年数が何年で、一年あたり何単位をどのようなスケジュール感で取得するのかを履修計画に落としておけば計画的な学習が可能です。大学から公表されるレポートの締切日や科目試験日、スクーリング日程などもFMTに反映させておきましょう。計画には働きながら学習している方は仕事の繁閑を盛り込んだり、家族との年間行事を反映させておくと、仕事・家庭・勉強へのリソース配分をバランスよく行えると思います。
  2. モチベーション管理
    慶應通信は年数回あるスクーリングを除けば基本的には自分で机についてテキストと向き合い、レポートや試験対策をする時間がほとんどです。ゆえに自身のモチベーションを維持しておかないといくらでも怠けられるし後ろ倒しにできちゃいます。計画とはつまり目標ですから、その目標を達成するにあたりいつまでにどの程度のリソースを充てなければいけないのかを考える必要があります。そのトリガーや目安になるのが履修計画です。
  3. 複雑な履修のルールを可視化
    入った当初はほんとにわかりませんでしたが、慶應通信は割と履修のルールが複雑です。課程により異なりますが、たとえば必要なスクーリング単位や卒論を受けるにあたっての要件など、条件に抵触しないよう何年で卒業を目指すかによってもいつまでに何を履修しておかなければならないのかが異なります。それらを履修計画のFMTに集約しておけば管理もらくちんです。

FMTはどうでもいい

作るなら「わかりやすくきれいに作りたい」と思うのが心理ですが、正直上記の要件を満たしており自分がわかるものであればどんなFMTでもいいと思います。ここに標準化も見栄えも必要なし。逆に作り込む時間を想定して先送りにし、いつまでたっても作らずにいることのほうが損な気がします。スキマ時間で作ればいいかと。

もちろん履修計画を作ることは必須ではありませんが、目標をたて計画し実行するプロセスなくして最良の結果は生み出せません。履修計画というかたちに拘る必要はありませんが、なんらかのかたちで先の計画を見える化しておいたほうがいいと思います。