東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

慶應通信のスクーリングまとめ

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肌感としてテキスト科目よりスクーリングのほうが圧倒的に単位が取りやすいです。これはスコープが授業で出た範囲に限られ、不明点を先生に確認できる機会があり、総じて学習のコスパが良いからです。テキスト科目ではテキストに加えてレポート作成のため参考文献を読む必要がありますが、スクーリングでは必要なし。最終試験もスクーリングでは持込可とする科目が多いのも特徴です。そもそも試験自体がない科目もあります。

 

スクーリングの上限

単位認定可能なスクーリング「上限」は以下のとおりです。

【一般科目】
3分野科目 12単位
英語 2単位

【専門科目】28単位

つまり必ず取らなければならない英語のスクーリングを除き一般科目は12単位まで、専門科目は28単位までです。スクーリングに通える環境下にある方はできる限り上限いっぱいまでスクーリングに参加しましょう。追加費用として1単位あたり5,000円しますが、スクーリングに関しては時間>>>お金です。ちなみに後述するEスクーリングの単位もここにカウントされます。

Eスクーリング

一方でスクーリングに容易にいける環境にない方はスクーリングの最低必要単位を取得するためにEスクーリングを活用することになります。スクーリングの「最低必要」単位は以下のとおりです。

普通過程 30単位
特別過程 22単位
学士課程 15単位

Eスクーリングはインターネットで授業を受け、科目試験の枠を使って最終試験が行われます。さらに1回のレポートとミニテストが設定されていることが多く、受講料は通常のスクーリングの倍の1単位10,000円です。通常のスクーリングに比べれば手間もコストもかかるため、あくまでスクーリングに通えない環境下にある方への「救済措置」と見ることができ、通常のスクーリングに通える方は通常のスクーリングに参加することをおすすめします。

2020年の慶應通信のスクーリング

今年は東京オリンピックがあることから通常年のスクーリング構成と異なります。

①夏に3週実施されているスクーリングが2週に削減

②春に週末スクーリングが追加実施

③秋にEスクーリングが追加実施

②や①で夏のスクーリングの最終試験日が日曜になったことで、働きながら慶應通信で学んでいる方にとっては逆にスクーリングに参加しやすくなった方も多いのではと思います。僕は①の盆を絡めた第1週目と②、例年実施される秋の週末スクーリングに参加する予定です。

 

僕は今までスクーリングで単位を落としたことはありません。もちろん受講する科目による難度の差はありますが、テキスト科目との差を覆すほどではないでしょう。身も蓋もない言い方をすると、そもそも論として12回の授業で扱える論点はたかが知れており難度を上げようがありませんので。

ただしEスクーリングに関しては通常のスクーリングより作業量が増えコスパが悪いためあまりおすすめしません。取得できるスクーリングの単位には上限がありEスクーリングの単位もスクーリングの単位としてカウントされるため、なるべく通常のスクーリングを活用しましょう。