東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

商業学(テキスト2019)

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商業学は主に流通における理論やマーケティングに関する学問です。資格で言えば、販売士の内容に一部近い感じかな。とはいえあくまで「流通」にスコープされていて深く学ぶ論点もあり、新しい学びもたくさんありました。

 

テキスト

指定の市販本です。この本は一見とっつきにくいし分厚いのですが、非常によくできた本です。いわゆる定義、特徴、メリデメがきれいにまとまっており、たとえばまとめノートを作るときにはとてもまとめやすいと思います。細かい論点も載っていますが、重要な要所要所を拾いやすいつくりです。このテキストだけで十分ですが、さらに深く学びたい方は以下をおすすめします。

 

流通論をつかむ (テキストブックス「つかむ」)
渡辺 達朗 遠藤 明子 田村 晃二 原 頼利
有斐閣
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レポート

課題は2題構成で、定義を説明するものと経営学同様に1つの企業をピックアップし論点に乗せて説明する、といったものがありました。ここでも近々で話題になったような企業をピックアップすると話を膨らませやすいし多面的に論じることができると思います。ちなみに僕はアパレル業界の企業を選んで説明しました。(さまざまな流通形態があり説明しやすかったので)

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科目試験

曲者です。なぜかというとまず問題構成は記述問題1問のみ。その論点を覚えていて書けるか書けないかで決まります。しかし商業学は範囲が広く、問題で問われる論点の粒度が意外と細かいです。どういうことかというと、たとえば経営学会計学などでは「ここが出るだろう」という重要な論点にアタリをつけて勉強ができるのですが。。こと商業学に関しては「そんなに重要か?」という細かい論点がポンと出てきたりします。それゆえもし商業学の科目試験の攻略法を聞かれたら「ヤマを張ること」と答えますね。
僕の場合は、マーケティング分野にヤマを張り細かい部分まで読み込んでおきました。(流通理論のほうから出てきたら諦めるくらいの気持ちで。)リソース配分は、流通理論3:マーケ7くらいで。

 

評価

A

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細かい論点でしたが、狙っていたマーケティング分野から出題されたため。