東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

論理学(テキスト2018)

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GW真っ只中ですが全然勉強できていません(笑)。ダラダラ生活しているとあっという間に時間がたってしまいますね…なんとかしなければ!自分にストイックは人は本当にすごいと思います。閑話休題、論理学は総合教育科目の4単位科目です。慶應通信では3分野から満遍なく単位を取得しなければならず、また僕の場合は人文科学分野は大の苦手、中でも歴史や文学、哲学はまったくのNGだったので、消去法で論理学を取らざるを得ませんでした。正直、非常に苦労した科目の1つです。

 

テキスト

慶應通信の専用テキストが配本されます。…が、正直なところ僕にはテキストに書いてあることがさっぱりわからず(笑)、以下をテキスト代わりに読んで、論理学のいろはを学びました。ということでテキストの使用はレポート作成時に引用できるであろう内容をピックアップしたときくらいです。そのため、読みやすいのか否かも判断できずですが…普通に難しいと感じました。よく単位取得までもっていったなと自分をほめてあげたいくらいです(笑)。以下のテキストは入門書として非常にとっつきやすく、このテキストのおかげで論理学とは何たるやを学ぶことができました。

 

レポート

この科目の肝となるのがレポートです。問われることは毎年度変わらず、テキストの2大論点の基礎的な説明を求められます。それらをしっかり理解し答えられるかというだけなのですが…これがなかなか難しい。難しめている理由としては、まず論点が大きすぎて、①どのように説明すればいいのか、②どこまで説明したらいいのか、③どの程度説明したらいいのかが、漠然としていてわかりづらいことです。結論としては、かなり細かいところまで説明を求められるし、添削もシビアなので、ボリュームも多くなれば再提出の可能性も高くなります。実際、僕も2回再提出となり3度目の正直で合格しました。また、レポートは分厚くなりすぎてホッチキスでは留まらず、クリップで留めて提出してました(笑)。
この科目のレポートに関しては、解答に対する質や量がどの程度求められているのかを見極めるため、1回での合格を狙うよりはまず作ったらすぐ出してみて、添削のFBからおおよその合格水準を推測するほうが効率的かと思います。というより、僕の理解ではそのアプローチ以外考えられなかったです(笑)。ちなみにレポート作成では以下が非常に役立ちました。

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科目試験

レポートは難しいですが、科目試験は非常に簡単です。というのも問われたお題で真理表を1つ作成するだけです。試験当日の対策だけでいけて、試験時間も10分ほとで解き切きってしまうほどの難度とボリュームです。対策としては、過去に出題された試験問題を1周しておけば類似した問題が出るのでさらに盤石といったところです。
 

成績

A

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テスト自体は基礎的な真理表を解くだけなので、評価も解けたか(A)解けていないか(D)で一律評価のようです。(僕が受けた2018年度時点の情報です。)
個人的には今まで履修した中でベスト3に入る難度でした。診断士試験では論理的思考を磨いてきたつもりなのでシナジーがあると思いましたが、論理的思考と論理学はまったくの別物で(つながっているのかもしれないがそれがわかるほどにも理解できていない)、なんとか取得できてホッとしています。学問としては非常におもしろい分野なので、機会があればもっと理解を深めていきたいと思います。