東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

会計学(テキスト2019)

f:id:tokyo-14:20191102201515j:plain

この会計学は「なぜ現在のような会計手法を用いるようになったのか」を歴史的な背景から学ぶ、つまり会計史的な要素が強いです。そのため、たとえば税理士試験の財務諸表論のような「なぜ現在のような会計手法を用いるようになったのか」を理論的に学ぶイメージを持っていると少し拍子抜けします。もちろん、そういった内容がまったくないわけではありませんが。。せいぜい会計原則やB/S原則、P/L原則の基礎くらいです。あと財務分析も論点の1つとして範囲になっています。

 

テキスト

慶應通信の専用テキストです。テキスト自体には他のさまざまな個別の会計基準も載っていますが概要レベルです。一読してレポートや試験に臨めばOKかと。

 

レポート

より会計史的な要素が強いです。参考文献はとても探しやすく、テキスト著者の出版本をいくつかピックアップすれば足りるかと思います。僕が使ったのは以下です。

f:id:tokyo-14:20220128205901p:plain

 

株式会社とは何か (講談社現代新書)
友岡 賛
講談社
売り上げランキング: 556,503
会計の歴史〔改訂版〕
会計の歴史〔改訂版〕
posted with amazlet at 19.12.28
友岡 賛
税務経理協会
売り上げランキング: 404,853

科目試験

キーワードを出題され、それを説明させる記述問題です。これ、慶應通信の過去問には載っていないのですが理由はお察しください。

 

成績

S

f:id:tokyo-14:20220128205832p:plain

総評すると、テキストの会計学は会計史です。いわゆる会計学を学びたい方は夏スクの会計学をおすすめします。