東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

経済史(テキスト2018)

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僕は歴史モノが大の苦手だったので、経済学部の必修科目であるこの科目には結構危機感を持っていました。とはいえ試験はすんなりパスすることができ(持ち込み可ですし)鬼門となったのはレポートでした。4単位の科目ということもあって、最低文字数に指定があるなどなかなか苦労したのを覚えています。

テキスト

指定の市販本です。歴史に苦手意識のある僕でもかなり読みやすかったので良書だと思います。近代経済の歴史がメインです。なごりとして今なお残っているしきたりや風習なども掲載されていて身近に感じるものも多かったです。ただかなりボリュームがあるので読むのには苦労しました。その上、レポート用に指定の参考文献にも目を通さないといけないため、読む分量としてはさすが4単位科目、それなりリソースを取られます。

 

レポート

大変でした。一度不合格になり、理由は教科書の内容を盛り込まなかったから(笑)。素人みたいなミスをしてしまいました。ただ不合格レポートの添削で指定の参考文献すべてに目を通すよう指示されたのでそれがまた大変でした。というのも指定の参考文献、どれも高いんですよねぇ。指定文献は3つあり、一番安いので4,000円、一番高いので10,000円ほどします。専門書なので仕方ないのですが、僕の場合は都内にある図書館を利用してすべて借りて済ませました。(卒論指導登録をされている方は慶應の図書館にありますのでご安心を。ただしょっちゅう貸し出しされています。)そんなにメジャーな本ではないので、3冊それぞれを別々に北区、品川区、新宿区で借りました。
「カーリル」といういくつもの図書館を横断して書籍の検索がかけられるサービスをおすすめしておきます。

東京都の図書館を横断検索 - カーリルローカル
https://calil.jp/local/tokyo

 

歴史のなかの消費者: 日本における消費と暮らし 1850-2000
また、歴史的背景のイメージをもつための一助としては以下もおすすめします。僕は歴史がかなり苦手なので、結構助けになりました。
 
お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ
 

科目試験

記述問題が1問出題されます。内容は教科書の章立てのうちどれか1つがヒップアップされ問いに答える感じです。持ち込み可なので何も書けないということはないですし、僕自身ノー勉で臨んで問題なかったので単位の取得難度はあまり高くないと思います。というかそもそも持ち込み可のこの科目で試験対策って何をすればいいか分からないんですよね(汗)。たくさん問題が出るとかならどこに何が載っているかを覚えておくなど有効ですが、記述問題1問ですとそもそも探す時間もあまりいらないですしね。

 

成績

B

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苦手な分野から出ましたが、持ち込み可ということで何も書けないということはないです。かなり中身の薄い内容だったので割と満足な評価です(意識低い)。