東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

図書館・情報学(夏スク2020)

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図書館・情報学は、慶應通信で非常に人気のある科目です。文学部の専門科目ですが、経済学部や法学部でも履修可で専門科目の単位に含めることができます。他の大学では取り扱っておらず慶應ならではの科目である点と、内容がライトで単位取得が楽である点が人気の理由かと思います。僕は専ら後者の観点から選んでますが(笑)。リソース全ツッパで卒論構想を提出した後、かつ仕事と並行しての参加だったのでコスパが非常に大事です。(先生は非常に大変だったかと思いますが)オンライン開講だったので本当に助かりました。

 

概要

内容としては、その名の通り、図書館のしくみや社会的意義、そして情報リテラシーなどについて学びます。慶應通信生は普段からレポート作成等で図書館を使う機会が多いかと思いますので、割と実践的でタメになる講義です。また、もっとありがたいのが論文やレポート作成について、文献の検索方法や引用方法などそのお作法を非常に丁寧に教えてもらえるところです。ですので、この科目のイメージは専門科目というよりは一般教養科目で、新入生が見るのがもっとも効果的なのではと感じました。

授業は配布されたPDFとテキストに指定されている市販書籍をベースに、音声データを聴きながら進めます。これはコロナ禍の影響で、スクーリングがオンライン開催になったためです。本来ならば、実際に図書館に足を運ぶなど実習形式の演習もあったようです。現環境下ではそれができないため、その点は動画が紹介されてそれを閲覧して代替するかたちがとられていました。

 

夏スクということで、本来は1日あたり授業が2コマ、計6日間の構成です。資料や音声データの更新もそれに倣っており、同じようなスケジュールで更新されていきます(媒体はkcc-trackを使用)。1コマあたりの音声データは合計で30分もなく、2〜3つに細切りされているので、スキマ時間に見れてありがたかったです。総じて量的にも質的にもライトなので、効率的に単位を取るにはもってこいの科目かと思います。

 

成績

公開後に更新します(感覚的にはA)

成績は講義の視聴状況と日次で実施される小テスト計6回、そして最後の課題1回で評価されます。オンラインとはいえ、本来平日昼間に短期集中で行われるスクーリングですから、それぞれの日程感は非常にタイトです。僕自身も仕事をしながらの履修だったので、毎日仕事終わりに講義を聴いて"小"とはいえテストを受けるのは割と大変でした。とはいえ上述したとおり、他のスクーリングに比べれば軽くて与し易い科目であることは間違いないので、楽単希望の方には非常におすすめです。

ご参考までに、僕が当該スクーリングに充てた時間は10時間でした。なお余談ですが、夏スクの申込みとしてはその他に「破産法」「会社法」も申し込み当選していたのですが、どちらもリリースしました。すでに116単位に届きそうだったのと、リソースの問題からです。今振り返ると正解だったと思います。本当に大変だった…主に卒論構想が、ですが!!

A(2020/09/28発表)

予想通りでした。10時間でAということは、授業2+試験1=3コマ出席+試験勉強だけでB単位だった経済政策のスクーリングに近しい楽単科目かな。ちなみに計6回あった小テストはほぼ100点(第1回だけ1問誤答あり)、あとは最終レポートとの総合評価だと思います。