東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

会計監査(テキスト2020)

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卒論テーマ、決まらないですねぇ(´Д`) まあでもそれは当たり前で、考えることも情報収集もまだ何もできてないですからね。やる気が全然出ない、、もう時間的にヤバいのは分かっているのですが、そういう時期ってありますよね^^; とりあえず仕事もそれなり忙しいので、8月初旬までは危機感も感じず何も考えられなさそうです(笑)。ということで、夏スクもいくつか申し込んですへわて当選したものの、科目は絞るかと思います。コロナの影響で科目試験が代替レポートになっている現状では、テキスト科目のほうが単位取得のコスパがいい気がしているので、そちらを優先しようかと思います。

 

テキスト

会計監査はその名のとおり、監査人(監査法人)が実施する財務諸表監査の制度や趣旨について学ぶ経済学部の専門科目です。テキストは市販の指定書籍となります。うすーくではありますが、関連する科目としては「会計」監査ですから、会計学や簿記論かな。製造業に限れば原価計算もまあ決算書を構成する一部ですから、関連するといえます。とはいっても、学問的なつながりは強くないので事前に勉強する必要があるかといえば「ない」です。

 

内容としては、「なぜ会計監査が必要なのか」というそもそも論からその歴史的背景や社会的意義など、制度や趣旨の大枠を捉える全体論点まで、そして監査基準やGAAS、監査人の意義や監査報告書など個別論点もそれなりに学びます。ただし、監査そのものの手続に関しては詳細を学ぶ必要はなさそうです。監査基準はもちろん学びますが、そこからたとえば、試査におけるサンプリング手法や、監査証拠を集めるための実証手続の手法などは不要です。こちらを突き詰めると会計の知識が必要になってくるのですが、不要なので会計学や簿記論との関連が弱いということです。テキストでは会計監査が何たるか、その基礎的な部分が丁寧にかつ網羅されているので、事前知識が0でも読みやすく取り掛かりやすい科目だと思います。

 

レポート

レポートは、テキストの会計学と同じく歴史に寄った課題設定となっています。なぜなら会計学と同じ先生が担当しているからです(笑)。ですので、レポート作成においてはテキストより参考文献を参考にされたほうがいいかと思います。ぼくは下記を参考にしました。

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科目試験

コロナの影響で科目試験が中止となり、代替レポート対応となりました。課題内容は会計学の科目試験のように、あるキーワードに対して論述するような出題形式でした。試験と異なる点は文字数の指定があることくらいですかね^^; じっくり時間をかけて取り組めるレポートの仕様上、構成や論点の明確さ、内容の深さや文献の引用等もそれなりチェックされる気がします。
 

成績

公表後に更新します(感覚的にはS or A)

学問と実務は異なるとはいえ、過去に監査法人で実際に会計監査に携わっていた身としては、そもそも落としたらまずい科目です(汗)。この科目については(他と差をつけやすい観点から)正直科目試験のほうが良かったですが、、いい成績であることを期待します。

A(2020/08/27発表)

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うーん、Sが欲しかったですが届かなかったです。とはいえ評価と実感に相違なく、とりあえず一安心です。