東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

勉強をするにあたって

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昨日、慶應通信の教材が届きました。経済学部特別課程の3年目ということで最後の配本となりますが、届いたのは保険学の1冊のみ。ほとんどの科目がテキストに市販本を使っているのでわかってはいましたが。個人的には読みやすいものが多く改訂も早い市販本のほうがいまいまの学問を効率的に学べる点でいいと思っています。お金は別途かかりますけど。Amazon Prime Studentもありますし!


さて、慶應通信1年目の方にも最初の配本でたくさんのテキスト、そして塾生ガイドや履修要領、レポート課題などが届いた頃だと思います。僕もそうでしたが、最初の頃は情報量も多く具体的にまず何からやり始めればいいか悩む方が多いかと思います。この手の情報はネットにもあふれていますが、あくまで自身の経験則から述べる個人的やるべきこととしては以下の3つです。

① 履修計画をたてる

とにかく慶應通信のルールは複雑です。塾生ガイドをしっかり読んだ上で、履修計画を立てみましょう。目標とする卒業年数があるなら必須だと思います。一方で、特に期限にこだわらず生涯学習としてのツールと考えている方もいらっしゃると思うので万人に必要というわけでもありませんのであしからず…

進捗管理(時間管理)の仕組みづくり

慶應通信の方には働きながら、子育てをしながら勉強される方も多いかと思います。ゆえに限られた時間を勉強に向けられるような仕組みづくりが有効です。人間は楽な方に気持ちが動く生き物です。それを統制できるよう継続的な進捗管理をしておきましょう。
やりかたは人それぞれですが、個人的には勉強時間を記録するStudyplusをオススメしておきます。週次・月次単位で目標設定するのもアリだと思います。

③ 近々で英語を1科目以上とる

慶應通信のネックは英語にある、というのは事実で実際英語の単位が取れずに卒業年数を重ねる方も少なくありません。得意であればサクッと取ってしまいましょう。苦手であればまずは英語Ⅱからスタートし、早い段階で実際にレポートや試験を受けることで超えるべきハードルの高さを確認しておきましょう。

 

勉強であれ仕事であれ、見立ての精度を高めることが成長への一番の近道だと思っています。見立ての精度を高めるとは、どの粒感までタスクや事象を計画に落とし込めるか、ということです。それは実際に見立てて計画し、実行し、ズレが生じたら原因を探る、というPDCAの繰り返しで身につくものです。
たとえ同じ結果でも、「10km走ることを目標としてそれを達成した者」と「何も考えずやってみたら10km走れた者」ではその成果から得られるものは雲泥の差です。その差はその先の成長に影響します。慶應通信の勉強は「通信」というスタイルゆえ自分との闘いであり、いかに自分をコントロールできるかにかかっています。ゆえに勉強ができるできないは関係ありません。見立てて計画し、そのとおりに自己を統制する、それが慶應通信を続けていくコツだと思います。そしてこれはどんな勉強、仕事にも言えると思います。がんばりましょう!