東京、14年。

慶應通信(経済学部)に入学、卒業までの軌跡を綴っています。

数学(基礎)(テキスト2018)

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2021年4月の試験も代替レポートとなりました。個人的には今回が最後の代替レポートかな?と思っていましたが、東京ではまん防が12日より適用されまだまだ自粛要請が続いており先行きも怪しくなってきました。春期卒論指導の日程もまだ決まっておらず、対面指導を希望してはいるもののどうなることやら…。さて、すでに卒論を除く卒業所要単位をすべて取得しているためもう受ける必要もないですが、過去の負債を精算するため、普通の科目試験では恐らく取れないであろう数学(基礎)を今回試しに受けてみることにしました。高校は理系で数ⅢCまでやったし得意科目だったんですけどね、数学。大学受験の二次試験では数学ⅢCで点数稼ぎましたし。今は見る影もなし、もうすっかり忘れてしまったわ(T_T)

 

テキスト

テキストは慶應通信の専用テキストを使います。数学(基礎)の基礎とは名ばかりに、数学ⅡBまでの範囲を割と踏み込んで理解させる内容となっています。範囲も内容も割とエグいです。なのでコスパは悪いと思います。テキストも正直分かりづらく、事前知識があるか高校で学んだ記憶があれば別ですが、一からこれだけで理解するには相当苦労すると思います。自分自身も理解できてるのかそもそも怪しいです。Amazonで高校数学の参考書などを購入し勉強し直そうとも思いましたが、さらにコスパが悪くなると考えやめました。結局自分も単位取得を諦め他の科目(週末スクーリングの社会心理学)で卒業所要単位を充足することにしましたし、代替レポートじゃなければまた受けようとは思わなかったです。個人的にはよっぽど数学が得意な方以外は履修をおすすめしません。

レポート

第1回と第2回の2つのレポートがありましたが、これも非常に苦労しました。多分履修した科目の中でこの科目が1番だと思います。というのも3回不合格を食らったのはこの科目だけです。教科書を読んでも課題の極限の解がなかなか求まらず、添削者のコメントを見るに最後はお情けで合格をいただいたような感じです。もうこの時点で科目試験は絶望的だなと思ってました。取らなければよかったと…(笑)。数列や確率、組み合わせはまだ思い出しながら理解を進めることができましたが、どうにも極限だけは理解が及ばずきつかったです。

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科目試験

はじめに受けたのは2018年度の第Ⅳ回科目試験。構成は大問が4つあり、論点ごとに計算問題の小問が数問ある感じでした。すべてを解ききったわけではないのであまり参考にはならないかも知れませんが、量的にすごく多いわけでもなく時間に追われるようなことはなかったです。ただ各問が普通に難しいので、その場で解法が思いつかなければ大問1つを丸々落とすような問題もありました。
2021年度第Ⅰ回科目試験の代替レポートについても、ボリュームは増えましたが傾向としては同じような構成です。ただじっくり解法をテキストを参考にして考えられるので難度は全然異なると思います。基本的には代替レポートより科目試験派の自分ですが、この科目に限っては代替レポートじゃないとそもそも太刀打ちできなかったと思います。
 

成績

【1回目】2018年度第Ⅳ回科目試験

D

まあ案の定という感じでした。全部に手はつけたものの実際にしっかり解けたのは大問2つほど。数学は解けたか解けなかったかがすぐ分かるので、感覚値と差はなかったです(汗)。あまりにも解けなかったので、その場で単位取得を諦め卒業所要単位は別の科目で充足しようと即決断しました(笑)。

 

【2回目】2021年度第Ⅰ回科目試験(代替レポート)

公表後に更新します(感覚的にはB or C)

感覚的というかもはや希望ですね。テキストを駆使しつつそれなり時間をかけて考え解いたつもりですが。まあ取れなければ今後代替レポートがまたあれば挑戦するという感じかな。別に取れなくても卒業に影響はないので頭の体操をする感覚で楽しみたいと思います。

A(2021/05/21発表)

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思いの外良かったです。まあ計算問題って時間内に解法をいかにひらめくかが勝負ドコロなイメージがありますが、代替レポではいくらでも時間使って参考書片手に解き方を検討できますからね…^^; 科目試験だったら絶対取れなかったと思いますので、この科目に限っては代替レポに感謝です。
でも最後に1回くらいは科目試験受けたかったなあ。代替レポートの手応えのなさは単純に物足りないです。楽して単位稼ぎたい人にはいいんだろうけどね。