岡山中華そば 後楽本舗（新橋）、閉店。お疲れさまでした！

年に数回、東京にいる高校からの旧友と新橋と飲んでいます。そのとき締めに行くラーメンが毎回同じで、それが後楽本舗です。みな地元は岡山なので、懐かしの味をお安くいただけるお店でとても気に入ってました。そんな後楽本舗の閉店の知らせを聞いたのが閉店日の８月28日の１週間前ほど。LINEグループでニュースをシェアされてびっくり。そこで27日に銀座のオフィスへ出社がてらランチで行ってまいりました。ちょっと距離があるので普段のランチではあまり利用していませんでしたが。もっと行っておけばよかった(T_T)

仕事の都合でだいたい14時過ぎに訪問。それでも閉店１日前ということで数人が外に並んでいる状況でした。普段はお店に入るのに並ぶまですることはほぼありませんが、さすがに今回は選択の余地なし。炎天下の中、10分ほど待ちました。

外には閉店日までのカウントダウンを示すホワイトボードが。20年間も営業されていたんですね。僕が行きだしたのはだいたい３～４年前からですが、かなり歴史のあるお店だったんですね。こういった昔ながらの美味しくて安いお店がどんどんなくなっていく…コロナの影響を改めて実感しました。

さて、お店の中はテーブル席のみ、基本相席で座りますが、コロナ禍ということでしっかりビニールで対面の方との仕切りが作られていました。いつもは中華そばのみ（620円）を頼むのですが、今回はラーメンセット（＋150円で餃子と小ライスがつく）をオーダー（トップの写真）。ラーメンはシンプルな豚骨醤油＋ストレート細麺。そもそも岡山ラーメン自体そこまで特徴的ではないですが、ここのラーメンは単純にクオリティが高く、普通に岡山にある岡山ラーメンよりも美味しかったりする(笑)。こってり感もほどよく、飲んだあとの締めとして抜群に相性がいいんですよね。餃子も初めて食べましたが薄皮、具たくさんでとても美味しかったです。

それにしてもラーメンセットで770円、何たるリーズナブルな価格設定。お腹もいっぱいになって大満足でした。新橋のサラリーマンがどれだけこのお店に助けられたんだろう。20年間、本当にお疲れさまでした！